SDGs
SDGs
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Overview
私たちの取り組み
持続可能でよりよい世界を次の世代へ
持続可能な世界を実現し、次の世代に引き継いでいくことは、私たちの責務です。事業活動や組織の在り方を通じて17の目標達成に貢献し、よりよい社会の実現を目指します。
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TOP
Message
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What is
the SDGs
SDGs(Sustainable Development Goals)とは
SDGs(持続可能な開発目標)とは2015年9月の国連サミットで採択された2030年までに達成すべき国際目標です。
私たちは「誰一人取り残さない-No one will be left behind」というSDGsの理念に賛同します。プロジェクトチームを立ち上げ、”世界を変えるための17の目標”を達成するための活動を開始しました。 未来の子どもたちに質の高い教育を提供し、一人ひとりが持つ可能性を広げたい。すべての子どもたちが公平に教育の機会を得られる環境を実現せねばならない。私たちは企業の社会的責任として持続可能な社会の実現に取り組みます。
就労を支援し貧困を失くす
約90%の世帯が貧困層に属する国、フィリピン。約2600万人もの人々が、フィリピン政府が定める貧困ラインを下回る暮らしをしています。貧困家庭の子どもたちの多くは学校に行くことができず、基礎教育を受ける機会がありません。教育を受けられなかった子どもたちは安定した職に就くことが難しいため、貧困の連鎖から抜け出せないという状況に置かれています。
2014年に私たちはフィリピン・マカティ市にWeblio Philippinesを設立し、フィリピン人講師が日本の中高生にオンライン英会話レッスンを提供する事業をスタートしました。これまで多くの雇用を創出し、現地の就労機会の拡大に貢献しています。また講師が自宅から英会話レッスンを実施できる社内システムを構築し、子育てや家事を担う人々が自宅で就労することが可能になりました。これによりシングルマザーや短時間労働を余儀なくされている方を、在宅講師(Home Based Tutors)として雇用することができています。すべての人が性別や出身地で差別されることなく能力を発揮できるよう、私たちはこれからも女性の就労・社会進出そして能力向上を強く後押ししていきます。
オンライン英会話講師の採用は、様々な環境の人に平等な就労機会を提供するだけではなく、彼らが教師という安定したノーブルな職業に就くチャンスを増やすことでもあります。勉強熱心で敬意を持って講師に接する日本の中高生との交流は、彼らに労働以上の喜びと働きがいを与えるものです。日本人の生徒がフィリピン人講師から英会話を教わり、英会話レッスンが彼らの生活を支える。オンライン英会話レッスンを通して、日本の生徒がフィリピン文化や貧困問題の一端に触れることができる貴重な機会と言えるでしょう。
フィリピンの子どもたちに教育を
2018年からフィリピン・パサイ市のボランティア団体Sunshine Clubと提携し、ボランティアプロジェクトを開始しました。Sunshine Clubのメンバーは貧困層の中でももっとも貧しい家庭の子どもたちです。ゲームをしながら子どもたちに英語を教え、英会話レッスンを無償で提供します。本や食品の寄付も行っています。貧しさと戦うフィリピンの子どもたちに精神面での充足と、語学という技能習得の機会をつくりました。生まれた環境に左右されず彼らが将来より良い仕事に就くために、職業的スキルを身につけて欲しいと願っています。 教育は基本的人権です。質の高い教育が社会を発展させ豊かな暮らしをつくります。教育で貧困の連鎖を断ち切り、子どもたちの選択肢を広げたいと考えています。「貧困の解決」「質の高い教育の提供」というゴールを目指して立ち上げたボランティア活動は、活動を通して子どもたちから多くのことを学べる素晴らしい体験でもあります。
誰一人取り残さない教育を目指して
私たちは発達障がいの方やダウン症の方に向けてオンライン英会話サービスを提供しています。専門のトレーニングを積んだ講師が専用教材を用いてレッスンを実施。障がいのある方がそれぞれのペースで楽しく英会話を学べるようにサービスを設計しました。脆弱な立場に立たされた人が教育的な差別を受けたり、教育格差が発生したりすることがあってはなりません。すべての人が尊重され、質の高い教育を平等に受け、あらゆる機会に学習できるようにしたい。「ダウンアップイングリッシュ」「みらいジュニア」の英会話サービスは誰一人取り残さない教育を実現し、一人ひとりの選択肢を広げるための第一歩です。私たちは教育における不平等や差別を撤廃し、すべての人が自分たちの能力を生かすことができる社会を目指します。
あらゆる不平等の撤廃
「多様な背景を持つ人たちは多様な視点・才能を持つ人であり、会社の成長に欠かせない人財である」という考えが、私たちのダイバーシティ推進の基盤です。お互いの状況・事情に気を配る文化を醸成し、すべての社員が積極的に発言・参画できる土壌をつくります。
2019年に社内規程における配偶者の定義をあらため、同性パートナーに配偶者と同等の結婚休暇や育児休暇、慶弔見舞金などの社内制度を適用するようにしました。またLGBT当事者ではない人が性的マイノリティを理解し支援するという考え方である「LGBTアライ」を社内で周知し、性的マイノリティの当事者を理解し行動できる社員を増やす活動を行っています。LGBT(性的少数者)の方の不安を取り除き、全員が仕事により集中できる環境を整えていきます。
多様な人財が働きやすく活躍できる職場環境を目指し、在宅勤務や時短勤務など多様な雇用形態を整備しました。1時間単位の有休休暇の付与やフレックス勤務制度により、従業員がそれぞれの事情に合わせて就労できる環境をつくっています。-今後もさまざまな取り組みを実施し、社員の多様性を推し進めていきます。
働く場所の不平等をなくす
2020年3月からリモートワークを実施した結果、業務の効率化やワークライフバランスの実現などに大きく貢献できることが分かりました。そこで2020年7月より勤務体制を刷新し、リモートワークを基本としながら、従業員が働く場所を選択し全国どこからでも勤務できる体制をスタートしています。リモートワークにこだわらず、希望に応じて出社できる柔軟な勤務形態としました。それぞれのライフスタイルに合わせた「新しい働き方」で働く場所の不平等をなくし、一人ひとりの働き方の選択肢を増やしていきます。 新しい勤務体制によって「拠点」という概念がなくなり、住む場所に関わらず多くの人財を採用することができるようになりました。従業員の普遍的な幸福を追求することは、持続可能な社会の実現につながっています。
持続可能な環境をつくる
従業員一人ひとりの環境問題に関する意識を高め、小さな取り組みから持続可能な社会を実現していきます。フェアトレードの生地でオリジナルのエコバッグを制作し社内で貸与。プラスチックごみの削減による環境負荷削減運動を進めています。
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Efforts
EFFORTS
GRASグループのSDGs
年齢、性別、国籍、生まれた場所、
宗教、障がいなどを理由に
脆弱な立場に立たされてしまう
人たちを誰ひとり取り残しません。
不平等をなくし、
すべての人が
自分たちの能力を生かすことができる
社会に向けて、
私たちはこれからも
取り組みを続けます。
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Others
その他の取り組み
私たちの暮らしはこの数十年間でずいぶんと変わり、ずっと便利になりました。暮らしの変化を支えているのは”テクノロジー”です。 また、私たちは母国語以外の”言葉”を学び、「世界を広げ色々な人とつながる」という選択肢を手に入れ始めました。テクノロジーと言葉によって、世界を取り巻く環境を大きく変えられるようになったのです。
私たちは創業以来、言葉(Language)×テクノロジー(Technology)をキーワードとして、様々なサービスを創出してきました。オンライン辞書WeblioやWeblio英会話など、私たちのサービスは多くの方から愛され成長することができました。
私たちGRASグループは、事業以外の活動においても社会に貢献をしていきます。未来の選択肢・世界を広げられるようにサポートし、ゆくゆくは世界全体が豊かになれるように、長距離走の努力を続けます。
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英語4技能探求学習
「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語4技能の習得と「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性」の三要素を重視した探究学習を推進するための事業活動を行っています。
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Change Maker Awards
英語4技能×探究学習のプレゼンテーションコンテストです。自分や世界の課題に対して、(探究学習を通して得た成果をもとに英語でプレゼンテーションを行います。
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