2006.02.27 プレスリリース

オンライン辞書「Weblio」(ウェブリオ)が、Ajaxを利用した検索入力補助機能「Weblio Suggest」(ウェブリオ サジェスト)を追加いたしました。

株式会社デルフォイは、統合型のオンライン辞書「Weblio」(ウェブリオ)に検索入力補助機能を追加、「Weblio Suggest」(β版)として公開したことをお知らせいたします。
http://www.weblio.jp/

デジタルコンテンツの企画・製作・運営を行っている株式会社デルフォイ(所在地:東京都台東区/代表者:辻村直也 )は、オンライン辞書「Weblio」(ウェブリオ)の検索システムに、キーワードの入力を支援する「サジェスト機能」を追加、「Weblio Suggest」の名称でβ版を公開いたします。

** 「Weblio」(ウェブリオ)とは、ギリシャ語で「本」という言葉の複数形を表す「ビブリオ」(Biblio)を、「Web」に組み合わせた造語です。

「Weblio」は、複数の辞書サイトやその他情報源による解説を集めて検索された項目について、一覧で表示させる、統合型の辞書サービスです。

Weblioには以下のような特長があります。

  • キーワードに直接に関連する複数の情報を一度で表示させることができます。
  • 複数の事典や図鑑がそれぞれの視点で書いた、解説を見ることができます。
  • 解説中のキーワードに縦横に張り巡らされたリンクから、関連する項目に移動することができます。
  • 関連ニュースや関連商品といった、広がりのある情報を得ることができます。

このたび、Weblioは検索キーワードの入力を支援するサジェスト機能である「Weblio Suggest」を追加いたしました。

「Weblio Suggest」では、検索フォームに入力された文字列を含む単語や連語に対して、入力が行われるたびにWeblioのデータベースの中から探し出し、検索フォームの下に入力候補として一覧で表示することができます。

Weblio Suggestは、Weblio トップページの検索フォームにキーワードを入力していただければ機能します。フォームの下にプルダウン形式で表れます。

例えば、検索フォームに「ウィ」と入力するとします。フォームの下に 「ウィキ」や「ウィリアム・ヒューレット」「ウィンテル」「ウィンドウ」などの 用語が候補として提示されます。

次に「ウィン」までを入力してみると、「ウィンテル」「ウィンドウズ」、そして「ウィンドウズ 2000」などの用語が提示されます。

提示された言葉は、カーソル操作で選択すれば入力補完として利用できます。(選択して入力した言葉の後に続けて文字入力を行なうことも可能です)。

かな漢字変換では、入力候補を変換するたび、「Weblio Suggest」が連動して変化します。

同様の機能としては、既に「Google Suggest」や「gooサジェストβwith ATOK」などがあります。これに対してWeblio Suggestでは、以下のような特長を持っています。

  • Weblioに収録されている約45万語の項目にある用語を入力補完します。
  • サジェストとして表示されたキーワードを選択して入力することができ、加えて選択したキーワードの次にそのまま文字列を入力することができます。
  • 検索フォームに文字列が入力されてからサジェストが表れるまで、一瞬の「間」が空くようにいたしました。
    「自分で全部入力するから、サジェストは必要ない」という方の入力作業を邪魔しません。

なお、現在のβ版ではIE、Firefox、Netscape、Sleipnir、Lunascape、などのブラウザで動作確認をしております。
Operaなどのブラウザには近日中に対応する予定です。

Weblioはオンライン辞書としての便利さを追求し、今後とも機能の拡充やユーザビリティーの向上を図ってまいります。ご期待ください。

本件に関するお問い合わせ

GRASグループ株式会社
E-MAIL: brand-pr@gras-group.co.jp