2006.03.01 プレスリリース

オンライン百科事典「Weblio」(ウェブリオ)が、関連用語を自動的に抽出して表示させる機能と全文検索の機能を追加しました。

株式会社デルフォイは、オンライン百科事典「Weblio」に、「関連キーワード」の自動抽出機能と、全文検索機能とを追加しました。β版として公開いたします。

デジタルコンテンツの企画・製作・運営を行っている株式会社デルフォイ(所在地:東京都台東区/代表者:辻村直也 )は、オンライン百科事典「Weblio」(ウェブリオ)に、新たに二つの機能を追加しました。

今回追加された2つの新しい機能は、「Weblio 関連用語」と「Weblio 全文検索」です。

「Weblio 関連用語」では検索されたキーワードに対して、検索結果にキーワードと関連性の高い用語を自動的に抽出して表示します。

また、「Weblio 全文検索」では、検索キーワードが含まれる用語を一覧で表示することができます。

「Weblio」は、検索されたキーワードに対して様々な辞書リソースによる解説を一覧形式で表示するサービスです。検索結果から無駄な情報を除き、同時に多角的な観点から情報を参照出来ることを特長とします。

■「Weblio 関連用語」
「Weblio 関連用語」では、辞書の見出し語となっているキーワードと関連性の高い項目を自動的にピックアップして、上位20件を表示します。
仕組みとしては、見出し語となっているキーワードでWeblio内の全文検索を行い、関連性の極めて高い用語のグループを抽出することで、それらを一覧表示することが可能となっています。

例:「PHS」と検索した場合に関連用語として表示される言葉

  • PHS内蔵携帯端末
  • PIAFS
  • セルラーケーブル
  • いまどこサービス
  • アステル
  • ドッチーモ
  • PRIN
  • H”
  • モバイルコンピューティング
  • ナノセル
  • P-in
  • きゃらメール
  • 小霊通
  • パルディオEメール

■「Weblio 全文検索」とは
Weblio 全文検索では、Weblio辞書内のページを全文検索し、そのキーワードについて言及されている項目を探すことができます。

今までは、入力されたキーワードの解説ページを検索結果として表示しておりましたが、「全文検索」では、記事の解説文全てが検索対象となり、解説文の中でキーワードが含まれる項目を、検索結果の一覧として見ることができます。

また、全文検索には独自のインターフェースを設け、用語ならびに解説文の一部を一覧できるように工夫いたしました。

「Weblio 全文検索」は、全文検索用のトップページから各キーワードを入力して検索していただくか、あるいは通常の検索結果の一覧の中から「全文検索する」のリンクをクリックしていただければご覧いただけます。

「関連用語」と「全文検索」によって、キーワードと関連した多くの項目を探し出すことができます。
これによって、プレゼン資料やレポートの作成のための資料収集などを、一層効率化することができます。

■今後の展開
なお、今回追加された二つの機能は、昨日2月27日に発表されたAjaxを使った入力支援機能「Weblio Suggest」と共に、現在Weblio内で研究開発が行われている日本語処理エンジン(開発コード名「畳(tatami)」)の研究開発の成果の一部です。

現在研究開発が行われているtatamiプロジェクトの目的は、日本語特有の同音異義語や別名を自動的に区別して、ユーザが本当に求めていた検索結果を表示させることにあります。

それを実現するために、デルフォイでは、文書間の類似度を判定したり、文書をクラスタリングしたりするなどの研究開発を継続的に行っており、その成果は、今後も定期的にサービスへと反映されて行く予定となっております。

Weblioの今後の動きに、ご注目ください。

本件に関するお問い合わせ

GRASグループ株式会社
E-MAIL: brand-pr@gras-group.co.jp