2006.10.03 プレスリリース

統合型オンライン辞書「Weblio」の登録辞書数が、150種類を突破

統合型オンライン辞書「Weblio」(ウェブリオ)の制作・提供を行っているウェブリオ株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:辻村直也以下「ウェブリオ」) は、9月29日のコンテンツ追加によって、登録辞書数が150を突破したことをお知らせいたします。

▼Weblio辞書
URL:http://www.weblio.jp/

Weblio辞書とは
Weblio辞書は、複数の辞書や用語集を一度に検索して表示させることのできる統合型のオンライン辞書です。
Weblioに登録された辞書の中から検索キーワードを横断的に検索し、該当する項目を一覧形式で表示します。

Weblio辞書に登録された辞書はそれぞれ異なる専門分野を持っているため、一つのキーワードの意味を各専門分野の観点から見比べることができます。

現在Weblio辞書に登録されている主要な辞書コンテンツとしては、国語辞典をはじめとして、フリー百科辞典「ウィキペディア」、「動物図鑑」、「資格大事典」、「世界遺産」、「ねじ用語集」、「ラーメン用語辞典」、分子を立体で表示する「動く分子事典」、全国の「方言辞典」などがあります。

▼Weblio登録辞書一覧
URL:http://www.weblio.jp/info/dict_list.jsp

■150番目の辞書について
Weblio辞書に登録された150番目のコンテンツは、本田技研工業株式会社の提供による「バイクデータベース(HONDA)」です。

「バイクデータベース(HONDA)」では、「HONDA」ブランドのバイクについて豊富な製品画像と詳細なスペック情報を閲覧することができます。

▼Weblio辞書「バイクデータベース(HONDA)」
URL:http://www.weblio.jp/category/engineering/hnddb

■Weblio検索をより便利にする機能
Weblio辞書では、コンテンツの追加・拡大と並行して、辞書検索に関連する機能や検索を便利にする機能、様々な環境からWeblio辞書にアクセスする手段なども提供しています。

Weblio類語辞典」では、類語辞典やシソーラス辞書を同時に検索することによって用語の意味だけでなく類義語、同義語や別名を調べることができます。
Weblio関連用語」では、Weblio辞書の用語解説本文に対して全文検索を行うことで、キーワードが用語解説の本文中で言及されているケースを調べることができます。

また、本文中に登場するキーワードを目立たせる「Weblioキーワードハイライト」や以前検索したキーワードの履歴を一覧表示させる「Weblio表示履歴」、キーボード操作だけでハイライト表示やページ上方へ移動できる「Weblioキーボードショートカット」などの機能も利用可能になっています。

他にも、ホームページからWeblio検索を行うための検索フォームや、Webブラウザの検索ボックスから直接Weblio検索を行うプラグインなどを提供しています。
無料デスクトップツールを提供している「shelldo(シェルドゥー)」との提携によって、ウィジェットから直接Weblio検索を行うことも可能となっています。

■今後の展開について
Weblio辞書のサービス開始は2006年1月25日、当初の収録辞書数は15でした。サービス開始から登録辞書数150の突破までの期間は約9ヵ月となっています。
2006年10月2日現在、登録辞書数は151となっています。

今後、Weblio辞書では「歴史」や「人物」、「学問」などに関する分野と、全国各地の方言辞典を中心に、辞書コンテンツの拡大を図っていきます。
2007年1月1日までに、登録辞書数200の突破を目指します。

Weblio辞書では、用語集の追加に伴って増加する同音異義語を適切に区別するために、日本語処理システム(開発コード名「畳(tatami)」)の研究開発を行っています。

2006年10月現在、意味の異なる用語解説を区別して「または」の形で検索結果をより分ける機能を実験的に搭載し、利便性の測定を行っています。

例えば、Weblio辞書で「」と検索すると、天体としての「月」に関する解説が国語辞典やスペース百科、ウィキペディアなどによって表示されます。同時に、映画情報の「月」や名字辞典の「月」、地名の「月」といった別な意味の「月」候補が「または」で区別されて表示されるようになっています。

「畳」システム開発の成果は、定期的にWeblioの新機能として反映させていきます。

本件に関するお問い合わせ

GRASグループ株式会社
E-MAIL: brand-pr@gras-group.co.jp